バンクーバー水上飛行機ツアーの料金、全便を比較
水上飛行機でバンクーバーをひと回りするのは、思っているより安く済みます。ただし氷河や別の町まで足を延ばすと、話は一気に変わります。私たちが比較している6便は1人約135–426ドルで、ガイドで紹介する番外編4便を含めると上限は約680ドルまで広がります。以下では、すべての料金を実際の飛行時間と並べ、そのあとに掲載ページに書かれていない費用をまとめます。
10便をひとつの表で
以下は、トップページで紹介している6便とガイド限定の番外編4便を、GetYourGuideとViatorで見つかった大人1人の最安の「〜から」料金で並べたものです。運航会社のいう「体験時間」には搭乗や水上走行も含まれるため、表示される時間は実際の飛行より長くなります。
| 便 | 料金 | 飛行時間 | 全体の所要時間 | 運航会社 | 機体 | 無料キャンセル |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Classic Panorama(おすすめ) | 約135ドル | 20〜30分 | 30分 | Harbour Air | 機種の記載なし、8〜14席 | 24時間前まで |
| City Skyline | 約139ドル | 約20分 | 30分 | Seair | de Havilland Beaver | 24時間前まで |
| Extended Panorama(ハウ湾) | 約221ドル | 記載なし | 45分 | Harbour Air | 機種の記載なし | 24時間前まで |
| 氷河・高山湖フライト | 約426ドル | 約55分 | 湖での停泊込みで75分 | Seair | 機種の記載なし | 24時間前まで |
| ビクトリアへ(片道) | 約353ドル | 約35分 | 片道 | Harbour Air | 機種の記載なし | 24時間前まで |
| ウィスラーへ(片道) | 約252ドル | 約45分 | 片道、シャトル付き | Harbour Air | 機種の記載なし | 24時間前まで |
| Coastal Mountainフライト | 約236ドル | 約30分 | 40分 | Seair | 機種の記載なし | 掲載ページで確認 |
| Chatterbox Falls | 約680ドル | 約1.5時間 | 立ち寄り込みで約2時間 | Seair | 最大5人 | 掲載ページで確認 |
| ブッチャート・ガーデン付きビクトリア1日 | 約490ドル | 35分の便×2 | 約8時間 | Harbour Air | 機種の記載なし | 掲載ページで確認 |
| ウィスラーのFly 'n' Drive | 約295ドル | 45分の便×1 | 約12時間、行きはバス | Harbour Air | 機種の記載なし | 掲載ページで確認 |
主要6便はいずれも出発24時間前まで無料でキャンセルでき、GetYourGuideではどの便も「今すぐ予約、支払いは後で」が使えます。番外編は掲載ページの条件を確認してください。
空の上の1分の値段
料金を飛行時間で割ると、順位が入れ替わります。Harbour AirのClassic Panorama(約135ドルから)が売っているのは30分の「体験」で、搭乗からコールハーバーを横切る水上走行、着水までを含みます。実際に飛んでいる時間はレビューによると20〜30分なので、飛行1分あたりおよそ4.50〜6.75ドルを払う計算です。SeairのBeaverで飛ぶCity Skyline(約139ドルから)は数ドル高く、飛行は約20分で1分あたり7ドル近くになりますが、乗客全員が窓側に座れるのが救いです。
ハウ湾を北上する45分のExtended Panorama(約221ドルから)は、全体の時間で割ると1分あたり約5ドル。ただし掲載ページは飛行時間を分けて書いていません。Classicより15分長いぶん料金はおよそ6割高く、GetYourGuideのコスパ評価(5点中4.4)もClassicの4.5を下回ります。主要6便でいちばん高いSeairの氷河・高山湖フライト(約426ドルから)は、約55分の飛行にLovely Water Lakeでの停泊が付き、着水を数えなくても1分あたり約8ドル。コスパ評価3.8は6便の中で最も低く、湖への着水は7月から10月だけです。
片道便はこの物差しでは割高に見えますが、それは移動手段だからです。ビクトリアまで35分の便(約353ドルから)は1分あたり約10ドル、ウィスラーまで45分の便(約252ドルから)は約5.60ドルに収まります。
料金帯の上のほうにある番外編2つ
SeairのCoastal Mountainフライト(約236ドルから)は、The Lionsと、ノースショアの奥に広がる氷河が削った谷へ向かい、飛行時間は約30分です。難点は、その30分が1分あたり8ドル近い値段になること。GetYourGuideの数少ないレビューでは、ガイドの評価は満点の5.0でしたが、コスパは5点中3.0にとどまりました。
Harbour Airのブッチャート・ガーデン付きビクトリア1日ツアー(約490ドル)は、35分の便2本に地上の送迎と庭園の入場料をまとめ、約8時間かけて回ります(航空会社のサイトでは679カナダドル。Viatorではシーズン外の料金は表示されません)。Viatorのレビュー232件の平均は4.7で、チップと食事は別料金です。難点は長さに加えて日程で、催行は4月中旬から10月上旬のみ、しかも丸一日がかりになります。
同じ便を2つのサイトで
主要6ツアーはどれも両方のサイトで予約できます。両方の料金を確認できた5つを比べたところ、GetYourGuideのほうが数ドル安くなっていました。
- Classic Panorama。GetYourGuideで約135ドル、Viatorでは約138ドル;
- SeairのCity Skyline。約139ドルに対して約145ドル;
- Extended Panorama。約221ドルに対して約226ドル;
- ビクトリア片道。約353ドルに対して約360ドル;
- ウィスラー片道。約252ドルに対して約258ドル。
どちらの航空会社もカナダドルで料金を決め、予約サイトがそれを換算しているので、為替レートによってこれらの数字は少し動きます。Harbour Airの公式サイトではClassicが149カナダドルからで、この料金にはGST(物品サービス税)に加えて桟橋使用料とサステナビリティ料金も含まれています。3〜7ドルの差が決め手になることは、まずありません。

Harbour Airの3つの運賃タイプ
ClassicをHarbour Airで直接予約すると、3種類の運賃から選ぶことになります。
- Promo。最も安く、変更も払い戻しもできません;
- Standard。24時間より前なら変更できます;
- Ultimate。優先搭乗と出発前のドリンク付きで、条件も柔軟です。
Harbour Airは搭乗順に座席が決まるので、優先搭乗は見た目以上に意味があります。ただし副操縦士席までは買えません。VIPチケットを持っていたあるレビュー投稿者は、前の席に誰が座るかはやはり操縦士が決めたと書いています。予約サイトのほうは、運賃タイプの代わりに24時間前までの無料キャンセル付きの料金がひとつだけです。
いちばん安い料金で、スタンレーパーク上空を30分
Harbour AirのClassicは、スタンレーパークとライオンズゲート橋を越えてノースショア沿いを飛び、市街の上空を通って戻ってきます。税込み約135ドルから。離水の24時間前まで無料でキャンセルできます。
料金に含まれないもの
- 食事と送迎。主要6便のどれにも、食事やホテルからの送迎は含まれません;
- 駐車場。Classicの掲載ページには現地の駐車場の案内がありますが、Extended Panoramaでは駐車場は含まれないと書かれています。ビクトリア便とウィスラー便の料金には、ターミナルの駐車場が含まれます;
- ヘッドホン。Harbour Airの音声ガイドアプリは無料ですが、聞くにはヘッドホンを自分で持っていく必要があります;
- チップ。アメリカのボートツアーの多くとは違い、操縦士へのチップを予算に入れておく習慣はありません;
- 帰りの足。ビクトリアとウィスラーは片道での販売なので、空路で戻るなら2枚目のチケットが必要です。
2人旅なら、4人家族なら
大人2人でClassicに乗ると約135ドルの2倍、同じ2人がSeairのBeaverに乗ると約139ドルの2倍で、その差は1人あたりコーヒー1杯分にもなりません。氷河フライトにすると、2席でClassicのおよそ6席分になります。
大人2人と2〜11歳の子ども2人なら、Harbour Airの子ども運賃が助けになります。公式サイトではClassicが大人149カナダドル、子ども120カナダドルからで、4人でおよそ538カナダドル。2歳未満の乳幼児はそこでは無料です。予約サイトでは、年齢を入力すると子ども料金が表示されます。Seairの掲載ツアーは2歳未満の子どもを乗せません。年齢の条件は子ども連れの水上飛行機ツアーで便ごとにまとめています。
片道の旅はすぐに倍になります。ビクトリアを往復する2人なら、行きが1人約353ドル、Viatorで買う帰りが1人約384ドル。ウィスラーなら行きが約252ドル、帰りが約264ドルです。バンクーバーからビクトリアへ水上飛行機ででは空路とフェリーを、ウィスラーのガイドでは空路とハイウェイを比べています。
リスクなしで予約するには
主要6便は前日まで無料でキャンセルできるので、天気予報を見ながら席を押さえておけます。水上飛行機は有視界飛行のため、低い雲で出発が遅れたり欠航したりすることがあり、強風でも同じことが起こります。運航会社が欠航を決めた場合は通常、別の時間への振り替えか返金が提案されますが、掲載ページの条件を確認してください。先に売り切れるのは夏の日とクルーズの寄港日です。どれくらい前に予約すべきかは水上飛行機のベストシーズンで説明しています。桟橋の2社のどちらにするか迷ったら、Harbour AirかSeairかをどうぞ。